天下一ヴドゥ祭振り返り

久しぶりの更新です。

新拡張が目前に迫ってきましたね。

今回は天下一ヴドゥ祭のカード達が、自分の事前評価と比較して実際どうだったのか、ヒーローごとに大雑把に振り返っていきます。

以前ヒーローごとの事前評価記事を書いたので、良ければそちらもご覧ください。

なお、環境の振り返りではないのでご注意を。

(そもそも振り返るほどの環境だったのか……?)

 

ドルイド

おおむね予想通り。しかし、Aを付けた「肉食獣の本能」と「暴走の咆哮」が活躍することはなかった。ポテンシャルはあると思うのでドラゴン年に期待。

 

<ハンター>

ほぼ予想通り。「スプリングポー」が思ったより使われ、「オオヤマネコの精霊」が全然使われなかった。精霊は大体弱かったなぁ。

 

<メイジ>

 ほぼ予想通り。環境初期に玩具扱いされた奇数メイジだが、今やハンター狩りの筆頭に。それに伴い、「大胆な火喰い男」「放火魔」「ドラゴンホークのロア・ジャナライ」の評価も予想を上回るものとなった。

 

パラディン

予想と大きく異なる。回復多めのパラディンを想定し、「大祭司ジカール」「ザンダラリ・テンプラー」「ブラッドクロー」にAを付けたが、ほとんど採用されることはなかった。一方、「タイム!」や「トラのロア・シャヴァーラ」には控えめな評価を与えたが、実際は多くのヘイトを集めることになった。

 

<プリースト>

ほぼ予想通り。Aを付けた「墓場の怪異」はそこまで使用されなかったが、個人的には過小評価されているように感じる。「死のロア・ブワンサムディー」が使われることはなかった。

 

<ローグ>

予想と大きく異なる。偶数海賊ローグを想定して高い評価を付けた「大砲連射」「フックタスク船長」は、評価ほどの活躍を見せなかった。また、「ギザギザの歯」「板渡らせの刑」「サメのロア・グラル」は単体のカードパワーが今一つであった。しかし、「フックタスク船長」「ギザギザの歯」などは一部のデッキに採用され、個人的にも伸びしろがあると思っている。

 

<シャーマン>

おおむね予想通り。しかし、「ゼンティーモ」「カエルのロア・クラッグヮ」がほとんど使われなかったのは意外であった。コントロール寄りのシャーマンには間違いなく入ると思うので、デッキの台頭と併せて期待したいカードである。

 

ウォーロック

おおむね予想通り。『ディスカードデッキが弱かった場合、今回の拡張で一番不遇なヒーローになる気がする。』という事前評価の言葉通りになったのではないだろうか。ディスカードデッキが流行らなかったため、Aを付けた「女大祭司ジェクリック」「ソウルウォーデン」が日の目を見ることはなかった。

 

<ウォリアー>

予想と大きく異なる。強力に思われたドラゴンシナジーは、奇数ウォリアーの亜種として吸収されるに留まった。そのため、A評価の「咆えよドラゴン」「スモルダーソーンの槍騎兵」「戦将ヴーン」がプレイされることはほとんどなかった。同じくA評価の「サイのロア・アカリ」も使われなかったが、ドラゴン年に活躍する可能性は十分あると思う。

 

<中立>

おおむね予想通り。A,B評価で全く使われなかったのは、「大虎ノーム」「シールドブレイカー」「凶暴なリクガメ」「モッシュオグのアナウンサー」あたり。後ろの二枚はもう少し使われてもいいと思う。逆にC,D評価で使われたのは、「小ずるい足噛み魔」「モジョー使いジヒィ」「アマニの戦熊」「モッシュオグの審判」「魂剥ぐロア・ハッカー」あたりか。「アマニの戦熊」を除けば、OTKが絡むような特殊な使い方をされており、それだけに予想するのは難しかった。

 

振り返ってみれば、全体的にはおおむね予想通りであったように感じます。

予想を外した場合も、「予想外に弱い」カードが多く、「予想外に強い」カードはほとんどありませんでした。

次の「爆誕!悪党同盟」では、現在公開されているカードの中にも強そうなものが散見されますね。

スタン落ちも含め、次の環境は全く違ったものになりそうです。

新カードについては全て公開されたタイミングで事前評価していく予定です。

最後までお読みいただきありがとうございました。